こんにちは、私はアーティスト志望でフランスに移住した、関東人。
出身は千葉県ですが、学生時代は埼玉に2年住んでいて、関東はどこも
そんなに食文化は変わらないので、フランスに来たのが初めての
大きな食文化の改革です。
それまでは、私の好みは超日本人、ランチにサンドウィッチ
なんか食べるより、絶対ご飯ものか、うどんかラーメン、
うどんの方がメルシーかな。
とりあえず、パンは嫌いでファミレスでもパスタとかドリア頼むよりも
定食か、丼物です。本当に可愛げのない、おっさんタイプです。
塩辛い物大好き、おしゃれなケーキには興味なし。
フランス人のお米に対する考え方。
フランス人とシェア生活してみて、びっくりした事は
米は茹でる。パスタと同じ、お米の種類は一般的に
バスマティという長い米、カマルグという南仏産の
丸い米もありますが、バスマティ(インド)が一般的です。
あるフランス人は、お米は野菜の位置だと思っている
らしくびっくりしました。
確かにsalada du riz はあるけど、、
まだまだあります、フランス人はお米に、だけでなく
パスタの残りを冷蔵庫などにしまう時に、サランラップを
使いません。。米がカピカピになるー
私は日本では、こんな光景はみたことがないので、
ショックでした。冷蔵庫ってすごく乾燥してるのに。
パンはそのまま放置でもいいけど、
パンは本当に手がかからない食べ物だからかな、
料理する時も、保存する時も、その器を洗う時も。
お米あれば憂なしだから、私は安くても炊飯器と、サランラップ
学生時代から、必須でした。
それでも私が好きなフランスの食べ物
結構嫌いな物が多いフランスですが、これは好きっ!!
て物もあります。
バゲットはこのパン嫌いな私でも、大好きです、
フランスのバゲットは本当に別、日本で買うパン屋の
バゲットなんかもう食べれません。
なんでか、小麦が白くて味も香ばしさに欠ける。
そして私は、ロックフォールというブルーの中でも
取り分け塩分の高い、ロックフォール村のチーズに
秋に出てくる、黒いイチジクをバゲットに乗せて
食べると、もう高級レストランなんか、行かずとも
その晩はなぜか、リッチな気分になれます。
フロマージュは大体好きですが、他にもコンテとか、
ブリー、saint Marcellinは苦手ですが、
saint Felicienは好きです、後はブリアサバランも
これは誰か偉い人の名前からとったそうです。
クリーミーで超柔らかい、甘い物とでも合いそう。
嫌いなものはヤギチーズ、これはちょっと強烈すぎます。
また、フランスではフルーツに目覚めました。
日本にいたときは本当に、ミカンとリンゴくらい?
果物の種類が乏しい事、、好きなのですが高いから
食べる習慣がなかったです。
ですが、私は珍しいもの、食べたことのない物を
見つけては、挑戦するのが大好きなので、日本にはない
美味しいフランスの果物を紹介します。
クレモンティーヌ
これはマンダランとは違う種類のミカンで
どう違うかというと、形が縦に長く、皮が実にくっついていて
剥く時はバラバラになります。
実も閉まっていて取りにくいのですが、食べると甘味が強い。
たまに種も入っています。
冬の地味な果物ですが、美味しいので試してね。
アンディーブ ポチマロン 白アスパラガス
これらが、以前の個展で作ったフランスの野菜シリーズです。
石榴、これは中東かスペインの方から来る様ですが、
これも美味しい、日本では観賞用など、庭によくなってますが
ここではバクバク食べます。
実を取るのが面倒なフルーツですが、丁寧にバラしてサラダに散らしたり、
種もそのまま食べれるほど柔らかいので、是非買ってね、
選び方は、赤いものより、白っぽい方が中は甘くて美味しいです。
お酒が好きだから、ワインも好き
アジア人はアルコールに対する耐性が、
ヨーロッパ人に比べると、弱い?というらしいですが、
私は別です、日本にいた頃から、お酒を飲むのが大好きで
学生時代は、アホな飲み方沢山していました。
で、今は少し大人になり、日本酒、焼酎、そしてワインを
キチンと勉強して、味わいながら楽しんでいます。
日本にいるときは日本のお酒を、フランスにいるときは
いいワインを、たまにsalon de vin にも行きます。
では、リヨンはボジョレーが近いのでボジョレーの紹介します。
正確には県を跨いで、ブルゴーニュ県に属しますが、
リヨンの北へ登ると、ボジョレーの葡萄畑があります。
日本では有名ですが、ボジョレーヌーボーは、やっぱり新しい
ワインだから酸味あがります、フランスでは日本ほど人気はなく
他にも有名で美味しいワインは、 ボジョレーヴィラージュ、Morgon、 Saint-amour , Fleurie, Moulin à vent,
などなど、
これらはそんなに酸っぱくなく同じ葡萄
から作られている高級ワイン。
そういえば、日本画を描き始めた頃はワインバーを
テーマに制作していた時がありました。
何故か小娘の頃はヨーロッパ文化に憧れるもので、
ワイン飲むのも好きでしたし、新しい食べ物を発見する事
が好きで、この頃はフランスに暮らすことになるとは
思っていなかった頃の作品です。
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