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ヨーロッパ文化の日は、コルビジェの総合住宅を訪ねました。
今年2024年の文化の日は9月21、22日でした。
前の週はチュピニエールと、ブロッカント(骨董市)が旧市街地でありました。
9月は日本で言う4月の入学の月なので新しい学校や、
仕事で新生活が始まり活気があります。
そして私は、サンテティエンヌと言う街に住む日本人の友人が
いて、たまたまコルビジェの作品を見に行くと言うので、
私も便乗させてもらいました。
フィルミニーと言うサンテティエンヌからすぐ、リヨンからは電車で約1時間
の町にコルビジェの作品はあります。
フィルミニーヴェート 緑のフィルミニーと言う意味。
これらの建築群のある街をこう呼びます。
コルビジェはスイス出身の建築家で、作品は世界中にあり、
もちろん日本にもあります、近いところでは上野の西洋美術館など。
フィルミニーにあるコルビジェ作品群は、こんなにあるんですね。
サンピエール教会
青年と文化の家
これが競技場
まだまだ他にプールなど、このまちで生活が完結する様になっています。
その中でも、私達がガイド付きの見学を予約したのは、
ユニテダビタションという総合住宅です。
今回、陶芸家のフランス人ヴェルジニー一家にと一緒でした。
https://www.instagram.com/elpomceramics/
全部のロケーションは回れませんでしたが、リヨンから1時間ほどなので
今度、時間があるときに1人で全部回ってみます。
この日は特別に、ジャンヌグーテルさんという
織りデザイナーが、ワークショップを開催していました。
これも合わせて予約したので、盛り沢山の一日になりました。https://www.instagram.com/jeannegoutelleatelier/
コルビジェはこの建築を作るのに基調にしているカラーがあり、
(赤は人、青は空間、緑は自然、黄色は太陽)
それを元にした色とその弟子が加えた2色を合わせて6色
がこの住宅には使われています。
その弟子ですが、コルビジェはこの計画が開始してからすぐに亡くなっているので
この住宅の建設は略その弟子によって行われています。
現在も住人は1000人ほどいて、HRMという日本の団地の様な単身で
格安で住めるワンルームから、6部屋ほどある家族用もあり、
昔は幼稚園までありましたが、1999年にはなくなりました。
見学は、そこから始まりました。
割と、上階に位置し、テーブル、窓、トイレが子供使用。
このお部屋は、ユニテダビタションを守る会のグループがあり、
その会長さんが本当にその家族と暮らしている物件。
メザニンと言って中2階があり、2階には3部屋とシャワーとお風呂が別々に
位置し、コンパクトで日本の家みたいに無駄がない感じ。
天井も無駄に高くないしキッチンも機能的。
10人以上でゾロゾロと家の中をツアーする時は流石に
みんな靴を脱ぐ様に言われ、ちょっとほっとしました。
ベランダにはこんな石の棚が、花を置いても可愛い。
これは、高さのモデル183cmの人に合わせて天井や、キッチンを作っています。
フィルミニー以外のフランスにある作品を紹介します。
ラ・トゥーレット修道院 これはリヨンから程近いラルブレストという
街にあります。なぜ今まで遊びに行かなかったのか、
フランスにいる恩恵を受けなければ。
ロンシャン礼拝堂、これはコルビジェ を知らなくても見た事
ある人多いと思います。 フランシュコンテ地方にあります。
サヴォア邸
1939年、輝ける都市を 発表(ヴォワザン計画)これは、
フィルミニーの様な、集合住宅とその周りにスポーツ施設、
プール、コンサート会場など全てを、彼のデザインした街にする事だった様で
その次に手掛けたのがマルセイユのユニテダビタションだったのです。
ユニテダビタションはAIR bnbにも出されていて、宿泊できるそうです。
興味のある人は是非、世界遺産に宿泊してみるのもいいですね。
最後になりますが、この日、友人達との日帰りツアーを企画してくれた
高橋瑠璃さんは、このサンテティエンヌという街在住で、
コルビジェのサイトに日本語訳を作ると言う、
街の文化活動にとても貢献している人です。
彼女のインスタグラム貼っておきます。
https://www.instagram.com/louli_t
こちらがフィルミニーヴェートのコルビジェ オフィシャルサイト
この最後に英語と日本語のPDFがダウンロードできます。
さらに詳しく知りたい方はこちらをお勧めします。
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