皆様、12月です、日本の年末はいいですね、非常勤の仕事をしながら傍で
日本画の制作を進めています、作家です。
今日はインスタで繋がった、企画に参加していますその内容と、制作状況をシェアします。
同業の人とはすぐにつながりますね、この企画は去年立ち上げたので、まだ2年目です。
参加するのは全部で10〜15名ほど。
期間は12月17、18、19の3日間です。
浅草寺内に小屋兼ブースがあるので私自身お店に立って販売します。 ドキドキ
歳の市について
浅草の浅草寺で開かれます。
11月にやる酉の市と間違われるかもですが、歳の市は年末の色々な物の買い足しがおもでした、500年も開催されて今では羽子板がメインの市になっています。
1ヶ月前に大中小7つの羽子板を受け取り制作に取り掛かります。


木の種類は桐です。日本画は元々桐箱に描いたりもするので、飛びつきました。
小5つは富士山の背景に好きな花を描きます。下地は銀箔に青富士を作り後は個々に
モチーフに描いていきます。


紅葉と椿、紅白梅 藤 桜 に決めました。
小さいのは結構すぐにできたのでこの構図のまま5点追加して、
赤富士バージョンも作りました。
下の写真は中サイズの羽子板で、今まで描いた花々を全部まとめます。下地は金地に赤富士、箔を貼るための糊を塗って所です。



ここで大羽子板の意図を言うと、カルタ風にしたかったのと、日本画を知ってもらうために
日本画の系譜のようなもの、下三人は浮世絵から持ってきた作品の模写ですが、
上の2点は琳派で有名な作品、燕子花図と紅白梅図です。両方尾形光琳のものです。
出来上がった中と大羽子板。大の方は超大変でした。
この下図にとっても時間がかかりました〜。


三人の浮世絵時代のスターラインナップはこちらです
左から歌川国芳の八百屋お七、喜多川歌麿の”ビロードを吹く娘” 写楽の役者絵でした。
人物も私は模写しかしませんが、着物や結い髪などとても面白かったです。



最後に3日間の販売期間を終え、23人の作家が集い、販売に燃え、初見にも関わらずすごい
チームワークでした。本当に参加して良かったです。
売り上げも4点小羽子板が買われ、大中は今後主催者のタンタンさんが売り場を拡大していくとのこと、期待しましょう。
それでは最後までお付き合いいただきありがとうございました。























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